2007/09/14 (Fri) 初めまして

初めましての方も、そうでない方も、こんにちは！

雨音美夜です。
リニューアルして戻ってきました。
まぁたいして変わってへんけど（笑）
暇つぶしにでも読んでいって下さい。

さて、初めの日記ということで…
小説載せちゃいます。
「気持ち」という小説でございます～。
何も考えずに書き出したから初めて載せる小説やのに暗めになってしまいましたが。
まっ暇があればどうぞ。駄文やけど（笑）

右にある　気持ち　－iove letter－　をクリックしていただくと、小説が載せてあります。
(携帯でお越しの際も、気持ち　－iove letter－　を押して下さい)

もう、終わりなの？

私、

ずっと、想ってたのに

ずっと、待ってたのに

ずっと、


好きだったのに。


でも、今は。



気持ち
-love letter-



「ごめん」

やっとの想いであなたに話しかけた。
なのに、あなたはごめんも言わずに私から姿を消したね。

「好きだ」

「愛してる」

「雅だけだから」

いろんな人と付き合って

いろんな言葉をその人たちに言われた。

でも、どんな言葉も、



中身は"空っぽ"



誰も心からなんて言っちゃいない。

例えそれが本当だとしても、私は信じない。


人なんて、人の心なんて、信じない。



信じたって無駄。

どうせすぐ自分のことだって信じてもらえなくなる。

どんなに仲良くなったって、嫌なことがあればすぐに疎ましく思って嫌いになる。

それを見て、私も嫌いになる。

だから、私の事なんて



誰も



理解してくれない。



理解なんてされなくたっていい。

そう、ずっと思ってきた。


「おはよ～」

「あっおはよ！！！」

「今日マジでうっと～しぃ奴おってさ～」

「え～」


無駄な友達ごっこなんて面倒くさい。

学校なんて面倒くさい。

じゃあなんでわざわざ行っているのか。

そんなこと、勉強のために決まってるじゃないか。


バカになりたくないから。

将来、バカな人生を送って、バカな奴に出会って、バカな話をするのが嫌だから。



「バッカみたい」



ボソッとクラスの奴等をみて呟く。

そして、寝た。



すると暫くしてからだった。


カサッという音が耳に届いて、顔をあげると小さな紙が私の机に置いてあった。

周りにはいつものメンバーが喋っていた。

誰が置いたのかはわからない。とりあえずその紙を開けてみる。





―――好きです。




漫画かよ。


思わずつっこみを入れてしまった。
でもなぜかたった一言だけの言葉は私の心の奥まで響いた。

汚い字で、少し震えていて。

かわいいなって思った。

視線を下に向けると、私は泣いてしまった。

誰にも見られないように、机にうつぶせて。

きっと"きみ"にはわかってたよね。
だからさりげなく、私に気を使って、私の頭をなでてくれたんだよね。

"きみ"のこと、今の私は好きじゃない。

でもいずれ、私は恋に落ちるのでしょう。

あなたとは愛し合うことは出来なかったけれど"きみ"とは、なんとなくだけど愛し合えるような気がするのです。



―――好きです。


これだけだったらきっと、あのままだった。



まだ、続きがあったから。


だから私はこんな気持ちになれた。



―――ずっと、言わないでおこうと思ってた。
　　　　　

でも、言わないで自分の気持ち押し込んでるの嫌だったから。
後悔したくなかった。だから、伝えようと思った。
でも、雅さんって、いろんな人と話しているの見るけど、なんか、なんとなくだけど、つらそうというか、そんな感じがしたから。
特に男と話してるときとか。だから手紙にした。ごめん。驚かせたよね。

この手紙、捨ててくれてかまわないから。

俺、椎名さんが幸せにこの場所で笑ってくれさえすればそれだけで十分だから。

俺のせいで笑顔見れなくなんのは嫌だから。

だから、何があったのかわかんないけど…笑って？

返事なんていらないから。
　　　　　

笑ってて。
　　　　　

俺、好きだよ。
　　　　　
雅さんが好き。
　　　　　

だから、幸せになって。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森宮






誰にもわかってもらえないと思ってた。

理解なんてしてほしくない。


でも、本当はしてほしかった。


恋なんてもうしない。でも、本当は愛されたかった。
誰でもいいから、誰か、私を愛してほしかった。

寂しかったの。

だから、付き合ったの。


愛してほしかったから。

でも、みんな、離れていった。
勝手に私の人物像を作って、それと違ったからって。
じゃあ好きになんてならなきゃいいのに。

でも、"きみ"は違ったね。
今もずっと、頭をなでてくれて。


私、


今は幸せかもしれない。



だから、泣きながら、初めて自分から


「ありがとう」


なんて言った。


そしたら"きみ"も泣きながら



「俺のほうこそ」



と言ってくれた。





-*an afterword*-
　　　　　　
　　　　　　　　　 あとがき

 

 

こんにちは。雨音美夜です。

 まだサイトのほうが出来上がっていないので
ブログのほうに載せさせて頂きました。
これからも出来上がるまではこのような感じで
載せていこうと思っています。


気持ち　-love letter-

この話は少し実話だったりします（笑）
まぁ泣いてへんけど（笑）
それに離れても行ってないし、どっちかというと
自分から離れてましたね。

あぁ～何も考えずに書き出したので
やっぱり長くなってしまいました。
作ってあった小説はあったんですけどね。
せっかく初めて載せる小説なんで。
作りました。

雅は結構私自身に似ているという
こともあって書きやすかったです。
まぁあそこまで思い悩んでないんですが（笑）
森宮くんは…こんな人がいたらなーと（笑）
まぁいませんね。はい。諦めます。
でもちょっとだけ期待しときます（笑）

では、最後になりましたが、最後まで読んで下さいまして、
本当にありがとうございました。
気に入っていただけましたら大変嬉しく思います。




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                 雨音 美夜

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