君しかいない
君しかいない
俺を見て? すこしでもいいから 俺ばっかり君を見てるんだよ 知ってる? 更新:週末
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またまた!
まだやることが残っているのですが…
あはは…
え~今日は、久しぶりに小説を書いたので書くことにしました。
もうすぐハローウィンということもあって、まぁせっかくリニューアルもしましたしね。
小説もハローウィンの話にしてみようかな~なんて思って。
ではまたまた短いですが!さよなら~!
右にある October~thirty-first~ をクリックしていただくと、小説が載せてあります。
(携帯でお越しの際は、October~thirty-first~ を押して下さい)
これは、お化けが年に一度のお祭りをする夜のこと。
「………そんなとこで何してんの?」
「………もちろんハローウィンということでお前にお菓子もらいに♪」
「だからって、勝手に私の部屋に入ってこないでよ!」
そう言って私は奴を追い出して、溜め息を吐いた。
これはいつものこと。だから余計に腹が立つ。
こんな自分に。
「いつになったら素直になれんのかね。私は」
October
~therty-first~
ずっと仲がよくて、ずっと恋人にはなれなくて、友達のまま。
奴の気持ちなんて、私のことをどう思っているかなんてわからない。
「菜々~?亮也くん来てるよ?」
「あーわかってるってば!」
奴はいつも、当たり前のように私の部屋へあがってくる。
私はその度、真っ赤に顔を染めながら奴を追い出す。
「ねぇ、まだ?」
「もう!お母さんも亮也なんとかしてよ~!」
私はそう言いながら自分の部屋のドアを開けた。
けれどドアの先に立っていたのはお母さんでなく、奴が笑みを浮かべて立っていた。
「……りょっ亮也ぁ?!」
「トリックァ!」「帰って!!」
―――バタンッ!
奴が喋っているのにもかかわらず、それを遮り叫ぶようにそう言うと、大きな音を立ててドアを勢いよく閉める。
あぁ…私は何をしたいんだろう。
自分でもわからなくなる。
けれど、そんな私をお構いなしに奴は私の部屋に許可もなく入る。
いい加減言う気も失せてきてしまって、もう何も言わなかった。
「俺、本当はお前に話しに来たんだけど」
お化けに仮装しているつもりなのか、彼は布団のシーツを被っていた。
「いっいつも来てんじゃんか」
私は顔を隠すのに必死だった。
私も奴の様にシーツ被っとけばよかったなんて今更ながら思った。
そんな私の様子に気付いたのか、奴は私を見るなりプッと笑いを吐き出した。
「あっはっは…」
「なっ何よ!!」
「だってお前いつもっ……まぁいいや。また今度言ってやるよ」
笑いながら奴は被っていたシーツをじゅうたんの上に置き、私を見る。
いつもそう。
私と話すときはいつも笑ってくれている。
でもその笑顔と今日の笑顔は少し違う気がした。
「なっ何をよ!」
「何をだろうな~?」
そう言って奴は再び私の顔をニタニタ笑いながら見る。
「もー!!」
「おぉ~何だ?お前は牛の仮装すんか?せめて魔女にしろよ~牛はないだろ?」
「なっ!だから何が言いたいのよ!」
牛なんかに仮装して何になるっていうのよ!
っと、心の中でつっこみをいれて、冷静さを取りつくろうと思ったけれど、そんな器用なことを私が出来るはずがなかった。
「まぁまぁ、俺はだてにお前のこと見てきたわけじゃねぇしな?」
「あっあぁ?」
「お前はわかりやすいな~」
「~~~!!!!」
いつになるかなんてわからない。
私が、奴を素直に想えることが出来るかなんて。
この感情を、奴に素直に言えるかなんて。
でも、あんたが言ってくれたらそのときくらいは素直になれるんだろうか。
出来るものなら私が奴のように仮装をして、本当の、本物の魔女になれるのなら
私は魔法をかけるのでしょう。
両想いになることを魔法で叶えるんじゃない。
私が魔法まで使って叶えたいのは
ずっとこうして、亮也が私の傍に居てくれること。
「なぁ!お菓子ちょうだい!」
「もう…話しに来たんでしょ?っていうか、そんな顔見せないで早くシーツでもなんでも被って仮装しときなさいよ!」
そして、
「え~俺そんなに変な顔してんの~?」
「してる!」
「ぶー!」
「豚か!」
「じゃあお前は巨大な牛♪」
「馬鹿!」
私の名前を呼び続けてくれること。
「馬鹿は、菜々のほうだろうが!!」
-*an afterword*-
あとがき
こんにちは。雨音美夜です。
最初の書き込みに、
まだサイトのほうが出来上がっていないのでブログのほうに載せさせて頂きました。
これからも出来上がるまではこのような感じで載せていこうと思っています。
と、書かせていただきましたが、サイトは創らないことにしました。
ずっとブログでやっていこうと思います(笑)
まぁサイトは創りますけどね(えっ
「雨音美夜」という名前を変えて、題名も変えて。
いわゆる(?)極秘製作です!(笑)
なので出来上がってもこのブログ内では発表しません。ご了承下さい!
October
~therty-first~
どうでしたか?
この話は私が友人のためにつくった小説です。
まぁハローウィンの話ではなく、本当は夏休みの話だったんですけどね(笑)
でも「今の時期に夏休みはないだろう・・・」と思って、ハローウィンの話に書き換えました。
今回の主人公は中学二年生くらいの設定です。
くっつきそうでくっつかない感じの話を書きたくて書いてみました(笑)
私にも幼なじみといえる男の子がいたりしたんですけどね。
でも今は私が幼い頃に引越してしまって、まぁ戻ってきたんですけど、でも戻ってきた頃にはお互いが大きくなっていたのもあって話すことも出来なくなって。
いつかもっとお互いが大きくなって、成人して立派な大人になったら話したいなと思っています。
「あっ久しぶり!」なんて言って。
まっ話してくれるかわかりませんけど(笑)
実は男の子の名前の「亮也」は、その幼なじみの名前だったりします。
(一部だけですけどね?)
あっでも菜々のように、恋愛感情はないですよ?
ってゆうか、そんな対象として見れません(笑)
では、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
*感想は強制ではありません*
気に入ってもらえれば diary の Comment をクリックして書き込みしていただくか、画面の左側にあるプロフィールの下の mail (パソコンによってはない場合もあります。)でメールしてもらえればとても嬉しく思います。
( mail でお送りしていただく際には、直接返信して欲しい方はメールアドレスをご記入下さい。記入がなければ、ブログ内にて返信させていただきます。)
どちらにもお名前をお忘れにならないようによろしくお願いします。
なお、苦情・批判などのご意見はご遠慮いただけると嬉しく思います。
それでは、また皆様に会えることを祈っています。
雨音 美夜
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気に入ったらよろしくお願いします☆
「………そんなとこで何してんの?」
「………もちろんハローウィンということでお前にお菓子もらいに♪」
「だからって、勝手に私の部屋に入ってこないでよ!」
そう言って私は奴を追い出して、溜め息を吐いた。
これはいつものこと。だから余計に腹が立つ。
こんな自分に。
「いつになったら素直になれんのかね。私は」
October
~therty-first~
ずっと仲がよくて、ずっと恋人にはなれなくて、友達のまま。
奴の気持ちなんて、私のことをどう思っているかなんてわからない。
「菜々~?亮也くん来てるよ?」
「あーわかってるってば!」
奴はいつも、当たり前のように私の部屋へあがってくる。
私はその度、真っ赤に顔を染めながら奴を追い出す。
「ねぇ、まだ?」
「もう!お母さんも亮也なんとかしてよ~!」
私はそう言いながら自分の部屋のドアを開けた。
けれどドアの先に立っていたのはお母さんでなく、奴が笑みを浮かべて立っていた。
「……りょっ亮也ぁ?!」
「トリックァ!」「帰って!!」
―――バタンッ!
奴が喋っているのにもかかわらず、それを遮り叫ぶようにそう言うと、大きな音を立ててドアを勢いよく閉める。
あぁ…私は何をしたいんだろう。
自分でもわからなくなる。
けれど、そんな私をお構いなしに奴は私の部屋に許可もなく入る。
いい加減言う気も失せてきてしまって、もう何も言わなかった。
「俺、本当はお前に話しに来たんだけど」
お化けに仮装しているつもりなのか、彼は布団のシーツを被っていた。
「いっいつも来てんじゃんか」
私は顔を隠すのに必死だった。
私も奴の様にシーツ被っとけばよかったなんて今更ながら思った。
そんな私の様子に気付いたのか、奴は私を見るなりプッと笑いを吐き出した。
「あっはっは…」
「なっ何よ!!」
「だってお前いつもっ……まぁいいや。また今度言ってやるよ」
笑いながら奴は被っていたシーツをじゅうたんの上に置き、私を見る。
いつもそう。
私と話すときはいつも笑ってくれている。
でもその笑顔と今日の笑顔は少し違う気がした。
「なっ何をよ!」
「何をだろうな~?」
そう言って奴は再び私の顔をニタニタ笑いながら見る。
「もー!!」
「おぉ~何だ?お前は牛の仮装すんか?せめて魔女にしろよ~牛はないだろ?」
「なっ!だから何が言いたいのよ!」
牛なんかに仮装して何になるっていうのよ!
っと、心の中でつっこみをいれて、冷静さを取りつくろうと思ったけれど、そんな器用なことを私が出来るはずがなかった。
「まぁまぁ、俺はだてにお前のこと見てきたわけじゃねぇしな?」
「あっあぁ?」
「お前はわかりやすいな~」
「~~~!!!!」
いつになるかなんてわからない。
私が、奴を素直に想えることが出来るかなんて。
この感情を、奴に素直に言えるかなんて。
でも、あんたが言ってくれたらそのときくらいは素直になれるんだろうか。
出来るものなら私が奴のように仮装をして、本当の、本物の魔女になれるのなら
私は魔法をかけるのでしょう。
両想いになることを魔法で叶えるんじゃない。
私が魔法まで使って叶えたいのは
ずっとこうして、亮也が私の傍に居てくれること。
「なぁ!お菓子ちょうだい!」
「もう…話しに来たんでしょ?っていうか、そんな顔見せないで早くシーツでもなんでも被って仮装しときなさいよ!」
そして、
「え~俺そんなに変な顔してんの~?」
「してる!」
「ぶー!」
「豚か!」
「じゃあお前は巨大な牛♪」
「馬鹿!」
私の名前を呼び続けてくれること。
「馬鹿は、菜々のほうだろうが!!」
-*an afterword*-
あとがき
最初の書き込みに、
まだサイトのほうが出来上がっていないのでブログのほうに載せさせて頂きました。
これからも出来上がるまではこのような感じで載せていこうと思っています。
と、書かせていただきましたが、サイトは創らないことにしました。
ずっとブログでやっていこうと思います(笑)
まぁサイトは創りますけどね(えっ
「雨音美夜」という名前を変えて、題名も変えて。
いわゆる(?)極秘製作です!(笑)
なので出来上がってもこのブログ内では発表しません。ご了承下さい!
October
~therty-first~
どうでしたか?
この話は私が友人のためにつくった小説です。
まぁハローウィンの話ではなく、本当は夏休みの話だったんですけどね(笑)
でも「今の時期に夏休みはないだろう・・・」と思って、ハローウィンの話に書き換えました。
今回の主人公は中学二年生くらいの設定です。
くっつきそうでくっつかない感じの話を書きたくて書いてみました(笑)
私にも幼なじみといえる男の子がいたりしたんですけどね。
でも今は私が幼い頃に引越してしまって、まぁ戻ってきたんですけど、でも戻ってきた頃にはお互いが大きくなっていたのもあって話すことも出来なくなって。
いつかもっとお互いが大きくなって、成人して立派な大人になったら話したいなと思っています。
「あっ久しぶり!」なんて言って。
まっ話してくれるかわかりませんけど(笑)
実は男の子の名前の「亮也」は、その幼なじみの名前だったりします。
(一部だけですけどね?)
あっでも菜々のように、恋愛感情はないですよ?
ってゆうか、そんな対象として見れません(笑)
では、最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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雨音美夜
性別:
女性
自己紹介:
こんにちは。雨音美夜です。
「君しかいない」
は、馬鹿な男、姫野巧也による馬鹿な恋の話です(笑)
おもしろい話に出来るかはまだわかりませんが、気に入っていただけると嬉しいです。
(君しかいないは完結しました。)
更新は基本は週末ですが、結構不定期なので暇つぶしのつもりで気軽に読んでいってくださいね♪
*****************
メールは
pnight-kimiina@xxne.jp
によろしくお願いします!!!
その際には
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(返信可能なメールアドレス)
を、ご記入して下さい。
アドレスが記入されていなければブログ内で返信します。
返信不要な方は、すみませんが返信不要とご記入下さい。
※一週間経っても返信がない場合は、届いていない場合がありますので、お手数ですがもう一度メールをよろしくお願いします。
なお、個人情報となるものは一切外部に漏らさないので、ご安心下さい。
「君しかいない」
は、馬鹿な男、姫野巧也による馬鹿な恋の話です(笑)
おもしろい話に出来るかはまだわかりませんが、気に入っていただけると嬉しいです。
(君しかいないは完結しました。)
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