君しかいない
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「おー!!!!!!」
「…………」
岩崎の掛声を合図に、貴重な休みを奪われてしまうことになった俺。
「おりょりょ???姫からヤル気が伝わってこぉへんで?」
「…(おりょりょってなんだよ)はーい。がんばりまーす」
「はぁ~~~?ほんまかいな~」
何が『ほんまかいな~』だ!!!
今日は行く気なんてさらっさらなかったってのに!
岩崎の奴…
君しかいない
two
「え~っと!4人おるから、今から2人に分かれて、かわい子ちゃんゲットしてトゥゲザーするってことでいいか!??」
「了解~つーかお前ルー〇柴か?!」
「ちゃうちゃう!」
「おいっそこ否定したら俺、次どうつっこめばいいんだよ!」
………まぁそんなこんなで俺達4人は2人に分かれて別行動することになった。
岩崎―門松
志摩―俺
え~とりあえず、ここらで簡単に4人の紹介をします。(きっとここでしとかないと忘れるからね。)
まず1組目。
岩崎剛(いわさきごう)
こいつは紹介するまでもなく、皆さんわかっている通り、一番うるさい関西人。
でも成績は学年5位をキープ。
門松圭吾(かどまつけいご)
前回にも言った通り、通称、東野。さっき岩崎とじゃれあってた奴。
そして、この遊びを計画した奴………。
ちなみに服のセンスは4人の中で一番いい。まぁたまに変な服来てくるけど(笑)
ちなみにこいつは学年4位。ときどき3位になったり2位になったり…。
そして2組目。
志摩旬(しましゅん)
みんな顔は良いほうでイケメンという分類に入るんだろうけど、俺はこいつがこの4人の中で一番イケメンじゃないかと思う。
それに優しくて、喋りやすくて、頼りになって。おまけに頭もいい。常に学年トップ!
まぁスポーツは置いといて………
っとそんな感じですかね。
………え?俺?何位かって?
はっはっは。
教えるもんかっ!(←下から数えて3番目くらいをキープ…)
「巧也?」
「わっ!?なっ何?」
「お前…ボーッとしすぎ」
志摩が笑いながら俺に言った。
「あっごめんごめん」
「まぁお前嫌そうだったもんな。なんで来たんだよ?別に無理に来なくても、俺がごまかしてやったのに」
志摩…お前は本当に良い奴だな…
一生ついて行きます。
俺は前回に続き再び誓った。
そりゃね、志摩の言うとおりこんなとこにわざわざ行きたくなんかなかったよ。
こんな馬鹿ばっかやってるけど、俺には好きな人いるしな。
で・も・な?
「………実はさ…」
それは今日の朝(午前6:00)のこと。
俺は行かないつもりだったから、昨日は夜遅くまで馬鹿みたいにゲームしていた(wi〇で)
「なのに岩崎が朝の6時ぴったりに俺の携帯に電話かけてきて!もう最悪だったよ…俺の部屋いっぱいにあいつの好きな曲のアンパンマンマーチ(着うた版)が鳴り響いてさ~ってお前聴いてる?!」
志摩は腹をかかえて笑っていた。
「あはははは!!!」
「笑いごとじゃねぇ!!」
まぁそんなこんなで俺は今ここに居る。
どうせ追い返したところで俺が行かないなんて言ったら、それこそ強制連行されそうだし。
そんな愚痴を志摩に言いながら歩いていた。
え?かわい子ちゃん?んなもん知らねぇよ。
つーかあの子以上にかわいい子なんて居るわけないじゃん。
そう思いながらなんとなく志摩に視線を向ける。
………この機会に志摩に言っちゃおうかな~…
「俺好きな人いるの。うふふ~!」なんつって!!!
「なぁ…」
「ん?」
わぁ!びっくりした~…と思いつつも普通に対応する俺☆
「……あの子めっちゃかわいくね?」
「え?志摩って女に興味あんの?意外~」
「…そりゃ、俺も一応男だから。な?」
「その………『な?』って何?」
とてつもなく嫌な予感がする。
いや、俺の予感があたるわけない。志摩はそんな奴じゃ…
「あの子にしようぜ?声かけてきてよ?」
オーマイゴット!!
こいつっ本当に志摩か?!
「なぁんちゃって。」
え?
「んなことお前に頼まねぇから安心しな?」
そう言って気持ち悪いくらい爽やかに笑って、俺から離れていった。
あぁ…そうだよな。志摩が俺に「声かけて来い!!」なぁ~んて、命令みたいなことしねぇもんな。
…どっかの誰かさんじゃあるまいし。(それ絶対俺のことやろ?!)
うん。そうだよ。君のことだ。岩崎くん。
「って!志摩?!」
そうだ!忘れてた!(←最悪)
志摩声かけに行ったんじゃね?
あいつ初めてだよな?(人のこといえないから)
やばいよやばいよ!(何が?)
「巧也~!」
「えぇ???」
彼は笑顔でこちらに手を振っている。
………ん?
志摩、ナンパ成功したのか?
つまりこれは何?俺、行くべき?行くべきなのか?
あっ手招きし始めたよ?なんか俺、そんなことされたら猫みたいじゃんか。
お~手招きが素早く(?)なってきた。
仕方ない。行くか。(さっさと行けよ)
俺は小走りで彼の元へかけよった。
「トゥゲザーしてくれるってよ」
俺の耳元でこそっと言う。
「…お前、そんなキャラだっけ?ってか真面目な顔してそんな言葉おかしいから!」
「まぁまぁ。んじゃ、さなえちゃん。行こっか?」
志摩の後ろにはかわいい女の子二人。
彼はそのうちの一人、『さなえちゃん』の手を握って歩きはじめる。
俺の隣には名前もしらない女の子。
でもなんかどっかで見たことある女の子。
え~もしかしてまさかのもしかして?もしかして?うわぁ、ありきたりな展開になんの?
「私たちも行こっか?」
「え?」
いきなり女の子の手が俺の手と重なった。
えぇぇぇぇぇえええぇぇえぇ?!
俺の好きな綾ちゃんはそんなことしない!(あっ初めて君の名前書いちゃった)
んじゃ~ココらで俺の大好きな綾ちゃんの紹介もしたいとこだけど…
ココに居んのは綾ちゃんじゃなくて、『綾乃ちゃん』だし。
ってことでまた気分がのったら話します♪
「綾乃っていうの。今日はよろしくね?」
「…うん。よろしく!(
はぁ~~~やっぱり違うのか…やっぱりありきたりにはいかせてくれないのか…
『綾乃』かよ。『綾』じゃねぇのかよ。
俺はそんなことをずっと心ん中で呪文みたいに唱えながら
『綾乃』という女の子と楽しく会話を交わした。
to be continued...
こんにちわ~!
今日はハローウィンですね。
皆さんお菓子もらいましたか?
仮装しましたか?(笑)
まぁ今日でハローウィンも終わりということで…
明日からブログをまたリニューアルするつもりなので楽しみにしてて下さいね。
次は可愛いめな感じ(?)にしようと思っています。
そして、ハローウィンということで小説を!!
…っと思ったのですが、すみません。時間がありませんでした(泣)
では、また「君しかいない」は、週末あたりには載せられると思いますので!
(ただいま執筆中です

お楽しみに(笑)
っていうかな、俺より賢い人がいっぱい居過ぎなんだよ。
何が言いたいかって?
…………要するに、俺が馬鹿ってこと。
君しかいない
one
「姫~」
「………東野。その呼び方、やめてくれないか?」
「んじゃあ~プリンセス of 欠点?」
「………もういいよ」
姫野巧也
「たくや」じゃねぇよ?
「こうや」って読んで下さい。あと、姫とは呼ばないで下さい。
まぁそんなことは置いといて…俺、恋してます。
実は女が苦手で彼女に会うまでは話すことも正直うまく出来なかった。
いつも女の人を目の前にすると、緊張してしまうのか自分でもよくわかんねぇけど、何故か言葉が出てこなくなってしまう。
今だって女の人と話すのは苦手。
でも高校に入学して、君を好きになって、頑張って治そうと思った。
そのかいあってか今では以前よりかはだいぶ普通に話せるようにはなった。
そもそもどうして女が苦手になったのか。
まぁそこは聞かないでくれよ…実に恥ずかしい…
「あっそうそう、お前さ、ナンパしたか?」
にやにやしながらそう言ってくるのはいつもつるんでる奴らの一人。
門松圭吾(かどまつけいご)通称、東野。(作家の東野圭吾さんと同じ名前だから)
「あ~、したよ?約束通りな」
何言ってんだよ俺は。でも俺にしちゃー昨日はがんばったんだ。
本当は、ナンパなんてしたくなかったけど。
「お!何人つかまった??!」
「そうだな~3、4人くらい?」
まぁそんな気持ちがあってか、結局俺は1人にさえも声をかけれなかった。
でも、しようと努力はしたさ。ちゃんと服装も頑張りました。
がんばってナンパの聖地と呼ばれる場所(通称ナン地)に行きました。
東野は頭もいいけど服のセンスもめちゃくちゃいいから参考にさせてもらって…。
でもやっぱ無理なもんは無理!!!
好きな人に、声をかけることも出来ないのに他の女なんて無理だろ?
「へー10人くらいとヤったのかと思った(笑)まー3、4人でもすげーよ!」
いやいや。ヤってませんから。ってかキスすらやったことねぇからな?
「だろ?もーヤりすぎて筋肉痛だって!」
そう俺が言うと笑い出す奴等一同。
こうまでなると本当のことはもう言えず、このキャラを通して行くしかない。
でも前よりはマシ。
女が苦手というだけでからかわれ続けたあの頃よりはよっぽど…
「そういやずっと思っててんけど、お前って、なんで彼女作らへんの?」
「…え?」
2学期に入ると同時に編入して来た俺らのクラスの中で唯一関西人の、大阪から来た岩崎が俺に尋ねる。
「だってお前いっつも一日限りやん?」
「まぁな…」
ヤバい…こういうときはどう返せばいいんだ?
わ~やっぱ関西人はツッコミが厳しい!関東人に優しくしてくれよ!!!
うっわ!!しかも俺の好きな人が教室に戻って来たじゃん!
「ずうずうしい奴嫌いなんじゃねぇの?」
ナイスフォローだ!
志摩はやっぱりいい奴だよ…
高校にあがって、クラスにまだなじめていなかった頃(まぁ初日からなじんでる奴なんていなかったけど)俺に初めて話しかけてくれたのがこいつ、志摩だった。
席も近いのもあってか、話すうちにだんだん仲がよくなって、今じゃなんでも話せる友人。
女が苦手だったことは話していないけれども(今も苦手だけどさ…)でも一番信頼出来る奴。
「巧也?そうだろ?」
「あっうん。俺は一人がいいんだよ!」
志摩様。このご恩は一生忘れません!!!
俺は心の中で誓った。
「でもほんまは姫野みたいな奴に限って、むっちゃ一途やったりしたらおもろいのになぁ~」
「…………はっまさかっ」
俺の心ん中とは裏腹に、どっと盛り上がる野郎ども。
君に聞かれてなきゃいいけど…
はぁ。なんで俺、こんな女のことしか考えていない男とつるんでんだろう。
俺は奴等から視線を外し、窓の方に視線を向ける。
あ~あっちに行きたいな…………
なんてあっちの奴等は素朴なんだ…
きっとこんな話もしなくて済むんだろうな…………
なんて思いながら、教室の端っこに集まる『陰(イン)キャラーズ』を凝視していた。
すると突然、東野が小さな声で言った。
「おいっ!俺、マジいいこと思いついた!!」
小さな声といっても、ひそひそ話をするような声だったので、俺は気付かずに『陰キャラーズ』を見ていた。
他の奴等はさっき小声で話し出した奴の周りに集まって話を聞いていたみたいだったが…
俺も、ちゃんと聞いていたらよかったのに
「よし!!!決定!」
あまりにも大きい声に驚き、体がビクッとなってしまった俺。
「え………?何が?」
恐る恐る聞くと同時に授業開始のチャイムが教室に鳴り響き、奴等は席に着いてしまった。
一応こんな奴等だけど、このクラスは特進、いわゆる特別進学クラス。
俺は奇跡で受かったようなもんだけど(だから毎回欠点なんだけど)こいつらは奇跡なんかじゃない。
みんな、物凄く賢いから。
だから君も当たり前のように物凄く賢いんだ。
まぁそんなことはどうでもいい。さっきの話はなんだったんだ?
俺はとりあえず授業を聞いていた。
隣りに座っている君を見ながら。
でも途中から記憶がない。
なぜかって?
んなこと…
聞かなくても分かるだろ?
―――キーンコーンカーンコーン
「じゃあ問題が解き終わったら帰ってもいいぞ」
…………まただ。
「あ~数Ⅰうっとうしいなー」
「おっプリンセス of 欠点!まーた寝てましたか!!」
「………(欠点っていちいち言うなよ…)ばっちり寝てましたよ」
あ~やってしまった…
「だから欠点なんだよな。お前は」
ごもっとも…でもさ、眠いもんは仕方ねぇだろ?
俺はだるい体を無理やり起こしながら「努力します」と心にもないことを言う。
「本当かよ~まぁいいや。んじゃー明日絶対来いよ!」
「え?明日学校ねぇだろ?」
今日は金曜日…だよな?いくら寝ぼけてるからってそれは確かなはず。
だって明日から一番嫌いな土日の始まりなんだから。
え?なんで嫌いかって?
そりゃ~…理由はひとつしかないでしょ?それくらい自分で考えてよ。
「ばーかっ!約束しただろ?んじゃ!」
そう言って東野は帰ってしまった。
仕方なしに残りの奴等に聞いてみると、俺は固まった。ものすごく後悔した。
聞かなきゃ………よかったのに。
「明日、ナン地行って、みんなで女集めて合コンみたいに遊ぼうや!!!・・・・・って約束したやん?聞いてへんかったんか?」
高校生活1年目、半分がもうすでに終わろうとしています。
好きな人とは話は出来たこともある(って言っても、筆箱の中身が落ちたときとか、プリントが余ったときくらいしか話したことない)けど、一応(勉強以外は)頑張ってきました。
なのにまさかこんな災難が訪れるとは…
今までの努力はなんだったんだよ!!!まぁ今までになかったことが奇跡なんだ。
きっと。
「………そっか…岩崎、俺は行かないからな」
「あかん!お前は強制連行や!!!」
「……………なんでやねん」
慣れない関西弁で、とりあえずつっこみを入れてみた。
to be continued...
やっと終わりました!
やっと!やっと!も~疲れました。
でも楽しかったです。
疲れているのにカラオケ行ってたんですよ。
フリータイムで歌いたかったんですけど、満室で(泣)
なので4時間歌いました。
4時間が少ないか多いかはわかりませんが私には短かったですね~。
いつもはもっと歌うんで(笑)出費が痛いんですけどね。
でも歌わないと死んでしまう人間なんですよ。
あはは(笑)
まぁそんなことはさておき。
一段落ついたところで、ランキングに参加してみることにしました。
理由?なんとなくです。
まぁ本当のことを言うとですね、実にバカな理由なんで(笑)
ご想像におまかせします~。
まぁ気に入っていただけたら・・・ポチっと押してくださいませ
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お知らせ
徒然なるままに~美夜の駄文小説倉庫~
というブログ名なんですが、長ったらしいので正直変えたいんですよ。
そこで!
ブログ名を募集しまーす。
「よっしゃ!考えたるで!」と言って下さるかたは、是非コメントかメールしていってくれれば嬉しいです!
(メールフォームはプロフィールの下にあります。パソコンによっては見れない場合もございますのでご了承下さい。)
まぁ長編を連載するまでの短期間のブログ名のつもりなんで、気軽にコメントする感じで結構ですので
よろしくお願いします!
あっあと、名前、変えました。雨音美夜にしてみました(笑)
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「君しかいない」
は、馬鹿な男、姫野巧也による馬鹿な恋の話です(笑)
おもしろい話に出来るかはまだわかりませんが、気に入っていただけると嬉しいです。
(君しかいないは完結しました。)
更新は基本は週末ですが、結構不定期なので暇つぶしのつもりで気軽に読んでいってくださいね♪
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